出初式
2016.02.08
今年に入って、あっという間に1月が終わり、
2月も立春が過ぎ、暦の上ではすでに春です。
今更ですが、お正月「出初式」のお話です。
天気予報では雪の予報が出ていましたが、なんとか外で梯子登りをすることができました。
なぜ出初式で梯子登りを披露するのでしょう?
調べてみました。
ルーツは江戸時代に遡ります。
「消防設備が整っていない江戸時代、梯子は 風向きや火災の状況を把握するために
必需品でした。
火元の確認や、建物の配置なども梯子に登り情報を得ていたそうです。
しかし、風にあおられたり、バランスを崩したりと、梯子に登るには技術と経験が
とても重要でした。
日頃から訓練を行い、 時には曲芸のようなことで度胸をつけ、 火事に備えていたわけです。
そして、出初式の時には、 各々の町火消の集団が磨き上げた技を 披露するようになりました。
それが現代にも伝わり、今では はしご車など消防機器も整ってきましたが、
火消の伝統を伝える為と言われています。」
な~るほど、それでアクロバティックな演技をするんですね。
その後は観閲や行進、ホール内での式典などをこなし、無事出初式は終わりました。
今年は勤続10年の表彰状をいただきました。
振り返れば、周りに支えられて、あっという間の10年です。
これからも、微力ですが消防団活動にお役に立てるよう頑張りたいと思います。
総務 平田でした。