収納上手なプランニング
2020.10.25
住まいをキレイに片づいた空間にするには、ライフスタイルに合わせた収納が欠かせません。
収納は広さも大切ですが、使い勝手を考えることも大事です。片づきやすく暮らしやすい住まいの実現を一緒に考えてみませんか?
家族の生活にあわせた収納スペースを
ある調査で、自宅に不満がある部分をアンケートしたところ、およそ3人に1人が収納スペースに不満を感じているという結果がありました。
子どもが生まれた、または子どもが成長したタイミングで新築を購入するケースがよく見られますが、家族の成長とともに物がどんどん増えることで、新築時に十分に確保していたつもりの収納スペースがいつの間にか足りなくなってしまうことが多いようです。
住宅を新築する場合、今後を踏まえ、物が増えていくことを想像して収納スペースを多めに確保しておくことが大切です。また、収納はスペースの広さだけでなく、どこにどのような収納を設置するのかによって、使い勝手が大きく変わってきます。
せっかく確保した収納スペースも使われなければ、ただのデッドスペースになるので、家族の生活動線にあった収納プランを心がけましょう。
まず確認しておきたいのが、現在の家族の持ち物とこれから増えると予想される物の把握です。
そして、それをどこに片付けたいのかを考えて整理しましょう。何をどこに収納するのか、物の定位置が決まれば自然とスッキリ片付いた空間が作れるはずです。
また、収納の使い方も気をつけたいポイントです。例えば、衣類の収納を考えてみましょう。服を全部、引き出しに入れておきたい人もいれば、ハンガーに掛けたい人もいるでしょう。このように、収納の仕方にもそれぞれスタイルがあるので、それにあわせた収納スペースを用意することで、使い勝手が断然違ってきます。