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知っている様で実は…

2017.09.01

皆様「コンクリート」という物はご存知ですよね?

建設業関係者でなくとも、「ああ、あれね」「硬くて灰色の建物建てる時に使うやつね。」

これくらいは誰でも思う事でしょう。

では「モルタル」はご存知でしょうか?

これも建設業関係者でなくとも、「ああ、あれね」「硬くて灰色の建物建てる時に使うやつね。」

と思う方がほとんどだと思います。

では「セメント」はどうでしょう?

これまた建設業関係者でなくとも、「ああ、あれね」「硬くて灰色の建物建てる時に使うやつね…」

…………

という事で、知ってたらそのうち役に立つかもしれない、「コンクリート」「モルタル」「セメント」の違いについて説明してみたいと思います。

まず「セメント」です。簡単に言うと「モルタル」「コンクリート」の材料の1つであって、それ自体で使用される事はありません。
(モルタル、コンクリート以外にも多種多様に利用されてますが省きます。)

石灰石をメインに、色々混ぜて砕いて焼いたらセメントになります。
(もっと細かい工程ありますが省きます。)

セメントは水と混ぜると固まります。

次に「モルタル」です。

基本構成は、
・セメント
・細骨材(砂)
・水
の3つです。

上記セメントに砂混ぜて、水かけて練ったら出来上がり。
ホームセンター等で「インスタントセメント」「インスタントモルタル」と売られているのがこれですね。
乾燥したらカチカチですが、強度はそれ程ないので、タイルの下地とか、そのまま仕上とかに使用されてます。

そして「コンクリート」。

基本構成は、
・セメント
・細骨材(砂)
・粗骨材(砂利)
・水
の4つです。

要はモルタルに砂利入れたらコンクリートです。
ただ、強度はとても高くなり、コンクリート内部に鉄筋を入れて使用します。
鉄筋が入っていないと、コンクリートも結構簡単に割れてしまいます。
建築物の主要構造部に使われる材料で、木造住宅も基礎は鉄筋コンクリートで出来てます。

以上が「コンクリート」「モルタル」「セメント」の違いです。
いつかどこかで皆様のお役にたちますように…